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トメアスーで6月祭=6百人が賑やかに

ニッケイ新聞 2009年6月17日付け

 今年、入植から八十周年を迎えたトメアスー移住地で十三日夜、フェスタ・ジュニーナ『フォホー・デ・ニッケイ』がトメアスー農業文化振興協会会館前で行なわれ、約六百人が楽しんだ。
 色彩豊かな飾り付けが施された会場を焚き火が照らし、屋台などが子供たちの人気を集めた。
 同文協が管理する「エスコーラ・ニッケイ」(〇二年創立、生徒数百二十五人)の生徒らによる踊りやビンゴが会場を盛り上げ、父兄会によるバンカでは、アマゾン料理バタパーやマニソバ、フランゴ・ノ・ツクピーなどが販売された。
 入場料を含めた収益金は同校の補修授業の経費に充てられるという。
 文協の財務理事を務める佐々木ゼツリオさん(45、二世)は、「盆踊り同様、ブラジル人も交じって楽しめる祭りとして根付いた」と喜ぶ。
 一九二九年に第一回移民として入植した山田元さん(82、広島)は、「電気もなく、蓄音機でささやかに楽しんでいた頃と比べたら、隔世の感がある」と会場を見つめ、八十年の歴史をかみ締めていた。

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