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岐阜県人会=ヤキソバ会に120人=常連客「一番美味い」

ニッケイ新聞 2009年7月14日付け

 ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)は六月二十一日、サンパウロ市アクリマソン区にある同会館でヤキソバ会を催し、約百二十人が参加してにぎわった。五年前から年に三~四回行われている恒例行事だ。
 青年と婦人ら有志が中心になって年三~四回行われている同会は、「お金集めというより、友好の場になっています」とは事務局長の足立健紀さん(69)。
 忙しそうに料理をする合間に、山田信子さん(64)は、「鳥や牛の骨を三時間位かけて煮込んで特別なダシをとって具にからめ、麺に焼き目をつけて出すので、とても美味しいとみなさんに言われます」と秘訣を教えた。
 「いつも食べにきている」というサンパウロ市在住の塩野義治さん(67、東京)は、「常連です。あちこちでヤキソバはあるが、ここが一番美味い」と太鼓判を捺す。
 今年中にもう一回行う予定で、年末には餅つきも計画している。そのほか毎年母県から受け入れている農業高校生の交流使節団は、新型インフルエンザの関係で今年だけ中止になったという。

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