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ミス・フェスティバル=栄冠は19歳ミズヒラさんに

ニッケイ新聞 2009年7月21日付け

 日本祭二日目の十八日、午後六時から人気のミス・フェスティバルコンテストが会場内の舞台で行なわれ、大勢の観客が詰め掛けた。
 北はトメアスー、南はポルト・アレグレなど全伯各地から候補者二十一人が出場。出場者の応援団も座席の前方に陣取り、揃いのシャツと横断幕、笛などで熱の入った応援合戦を繰り広げた。
 山井ケンジさんが司会を務め、軽快な調子で進行。与儀会長や加藤実行委員長、〇八年度のミス日系、ミス・フェスティバルら十五人が審査員を務めた。
 二十一人の出場者が華麗な衣装で舞台に一斉に登場し、会場を盛り上げ。
 司会者により衣装やプロフィールが紹介された後、コンテストに移り、一人一人が漢字や竹など日本を思わせる柄の入った浴衣に赤い帯で登場。ステージの前方まで歩き、観客の前で浴衣を脱いで水着でアピールすると、会場からは大歓声が上がった。
 水着の次はドレスで登場、艶やかで華麗な衣装に身を包み日系美をアピールした。
 午後九時、二十一人全員のコンテストが終了した。夜遅くにも関わらず会場の熱は冷めず、司会者が呼びかけると応援団はさらに盛り上がりをみせ、移民百一周年のミス誕生を待ちわびていた。
 審査の結果、ミス・フェスティバルにはピラシカーバのラリッサ・ロマーニ・ミズヒラさん(19)が選ばれた。ニッケイ新聞の取材に対しミズヒラさんは「大学で演劇を学び、将来は女優になりたい」と夢を語った。
 プリメーラ・プリンセーザにはパラナ州クリチバのツアニ・エフィティン・ヤマグチさん(18)、セグンダ・プリンセーザにはマットグロッソ州クイアバのレジーナ・ニシタニさん(20)、ミス・シンパチアにはパラナ州ロンドリーナのヴィヴィアン・イワイさん(17)が選ばれた。

写真=(左から)ミスニッケイのミズヒラさん、ヤマグチさん、ニシタニさん、イワイさん

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