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レジストロ=原爆の日に灯篭流し=鎮魂、平和の祈り込め

ニッケイ新聞 2009年7月30日付け

 原爆投下から六十四年目を迎える今年、レジストロで灯篭流しが行なわれる。
 被爆者の鎮魂とブラジルで平和の尊さを訴えることが目的。広島で平和祈念式典が行なわれる八月六日午前八時十五分にあわせ、ブラジル時間五日午後八時十五分にリベイラ川に流される。
 サンパウロや地元レジストロの関係者ら約五十人が参加する。
 ブラジル広島県人会(大西博巳会長)、ブラジル被爆者平和協会(森田隆会長)、リベイラ沿岸日系団体連合会(FENIVAR、山村敏明会長)、レジストロ日伯文化協会(滝内功会長)の四団体共催。
 コーディネーター役を務める平崎靖之さん(63、広島県人会理事)は、「私自身が胎内被爆者。原爆の悲惨さを知らせ、平和の大切さを伝えるイベントにしたい」と話し、来年からも継続的に行なっていく考えを示した。

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