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アルジャ花祭り22日から=「花のアート」テーマに7日間

ニッケイ新聞 2009年8月12日付け

 毎年四万人が訪れる汎ズットラ花卉生産者協会(AFLORD、林広高会長)主催の「第十八回アフロード・アルジャ花祭り」が、二十二、二十三、二十九、三十、九月五、六、七日の七日間、アルジャ市のアフロード展示会場で開催される。
 案内のために、林会長、安武誠、野村愛國、大浦格さんが来社し、ブラジル最大規模を誇る花の祭典の魅力を語り、「家族や仲間と楽しい一日をお過ごしください」と呼びかけた。
 テーマは「花のアート」。二千五百平米のパビリオンでは、フランス年を記念し「ベルサイユ宮殿」を再現し花で埋め尽くす。目玉は池をぐるりと飾る切花だ。透明なコップ二千個を並べて演出する。
 「性質を良く理解した生産者が全て飾りつける花祭りはよそにない」と胸を張る一行。販売ブースでは、各生産者が希望者に指導を行う。
 五千鉢の蘭展示、押し花、日本庭園、盆栽も飾られる。食堂ではアルジャ文協婦人会が自慢の日本食を振舞うほかADESCのコーナーも。ステージではマジックや太鼓、三味線などのショーが全日程行われる。
 会場はAv. PL do Brasil, km 4.5, Aruja。入場料は十五レアル(六十歳以上と学生は半額。前売り十二レ)、駐車場は八レ。問合わせ・詳細は同協会(電話=11・4655・4227、サイトwww.expoaflord.com.br)まで。

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