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ブラジルを美しくする会=サンパウロをきれいな街に=パウリスタ、セーで掃除大会=日本からも特別参加=16日から

ニッケイ新聞 2009年8月13日付け

 ブラジルを美しくする会(玉根丈之会長)は十六日午前八時から十一時まで、パウリスタ大通りとサンパウロ市セー広場の二カ所で「第十四回掃き掃除大会」を実施する。
 パウリスタ大通りには約五百人(集合はClub Homs=同大通り735)、セー広場には約三百人が参加予定。開会式は各会場で八時から開始される。
 日本を美しくする会からの特別参加として利哲雄さん、丸山修さん、塩貝勉さんが来伯した。日本を美しくする会は国内に百二十一支部、国外にはブラジル、米国、中国、台湾に四支部をもつ。
 利さんは、日本を美しくする会本部代表世話人兼東京掃除に学ぶ会世話人。同大会に際し今回四度目の来伯となる。パウリスタ大通りが徐々にきれいになってきたのを感じるという。
 「活動に参加することで、気持ちの持ち方が変わり街を汚さなくなる。その気持ちを周りの人にも伝えていければ」と話す。
 同本部代表世話人兼神奈川掃除に学ぶ会世話人の丸山さんは、第六回大会への参加に続き二度目の来伯。米国や台湾の支部の活動にも参加してきた。
 「どこの支部でも、参加者の熱気は同じ。皆気持ちを持って参加している」と話し、「八年前に参加し、多くの日系人参加者の熱意を感じた。それをもう一度体験したかった」と語った。
 塩貝さんは東京掃除に学ぶ会世話人兼ニューヨーク掃除に学ぶ会の世話人を務める。
 初来伯という塩貝さんは、「多くの人が集まる活動で、気持ちを共有し取組みたかった。多くの場所をきれいにしていきたい」と意気込みを語った。
 可能であれば、箒を持参すること。清掃活動の後には閉会式が行われ、各参加団体から感想が述べられる。昼食にサンドイッチと飲み物も用意される。
 初めての参加者には無料でオリジナルTシャツが配布される(先着五百人まで)。
 来社した玉根会長、世話人の飯島秀昭さんと鈴木寿さん、丸山さん、利さん、塩貝さんは、「ぜひ共に街をきれいにしていきましょう」と一般の参加を呼びかけた。
 同会では、前日の十五日にロドリゴ・アルベス州立高校で同校の生徒、教師、父兄らと共にトイレ掃除も実施する予定。

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