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日伯音楽協会=全伯歌謡歌唱コンクール=生演奏で2百人熱唱=9月20日

ニッケイ新聞 2009年8月26日付け

 日伯音楽文化協会(上岡正雄会長)主催による第五十八回全伯歌謡歌唱コンクールが九月二十日午前八時から愛知県人会館(サンタルジア街74)で行われる。入場無料。
 同協会の蛯原忠男会長代行、羽田宗義顧問、ブラジル三指会の石井久順会長らが案内のため来社した。
 コロニアでは唯一、楽団演奏による生伴奏で歌う。フレンズ、グァルーリョス、コスモスの三つの楽団が演奏する。今年は約二百人が参加して自慢のノドを競う。
 蛯原会長代行によれば、生演奏では歌手としての実力が試される。カラオケと違い、楽団を引っ張る歌唱力も必要で、歌手に感情がこもってくると楽団の方が引っ張られ、音色まで変えてしまうという。羽田顧問らは「カラオケとは違う妙技を、ぜひ感じに来てください」と当日の来場を呼びかけた。
 大会では内閣総理大臣のメッセージが流されるほか、日本テレビからトロフィーが寄贈される予定。優勝者は日本で十一月に開催されるJACCOM(日本大衆音楽文化協会)主催「第十五回カラオケ日本一決定戦」の出場権を得られる。
 問い合わせは同協会(電話=11・3209・2271)まで。

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