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埼玉県人会=母県の祭りに積極参加=再興に強い意気込み=所沢、川越へ訪問団派遣

ニッケイ新聞 2009年9月22日付け

 「アクションなくして結果なし」。五月に新体制となった在伯埼玉県人会(飯島秀昭会長)のテーマだ。新飯島体制の下、まず始めに企画されたのは母県の祭りに参加するもので、「ブラジルを身近にしたい」、さらに「県人会のモチベーションが上がれば」と飯島会長は意気込む。
 同県人会は、所沢航空記念公園(埼玉県所沢市)で十月二十四、二十五両日開催される「所沢市民フェスティバル」(同実行委員会主催)に参加することを決定。また、伊佐沼公園(川越市)で十月三十一日、十一月一日両日開催される「09川越産業博覧会」(川越市主催)に参加することも決定した。
 同県人会事務所で三日、飯島会長、尾崎眞次副会長夫妻、植(つげ)教子婦人部長、吉原正之会計、根本信元・元会長夫妻らが記者会見を開き、参加に至る経緯と新体制の抱負を発表した。
 両会場では、JICAやブラジル大使館が提供するパネルやパンフレット、映像を使った観光や経済の紹介。ブラジルの文化などを日本語で紹介する雑誌も提供する予定。さらに、ブラジル航空機メーカーのエンブラエル社がブラジル紹介のパンフレットを二千部提供する。
 市民フェスティバルでは、サッカー元日本代表の岩本輝雄氏、エクアドル元プロ選手の中川賀之氏の二人を講師に迎え、県内青少年サッカーチーム所属選抜選手や一般募集した計二百人に対して、少年サッカー教室を開催する。博覧会では業者によるシュラスコ、パステイスや飲み物などが振舞われる。
 昨年、同県人会創立五十周年・県人移住九十周年式典に母県から参加した、同県議会議員で構成する日伯友好議員連盟の竹並万吉会長との縁がきっかけで、参加することが決まった。ブラジルからの訪問団は実行委員長の飯島会長と準備委員長の尾崎副会長。日本側は飯島会長の知人の日系ブラジル人や、友人らが手伝いを申し出ている。
 現在、同県人会は飯島会長や尾崎副会長らを中心に同事務所で月に二回会合を開いているが、会館がないこともあり、青年部は大きな行事しか参加しない。
 だが、飯島会長は「今までの県人会を培ってきた先人のお陰で礎があるからこそ、今行動できる」と述べ、「日本祭での活躍を見て、県人会としてもっと何か良いものが作れるのではないか」と感じたという。
 「ある金は使う。何もしないと何も動かない。今回、県人会の〃良い商品〃を作り、それで楽しい時間が過ごせたら」とし、「石を投げてみて、どれだけの波紋が立つか分からないが、小さな足跡でも良いからやってみたい」と語った。
 同県人会では同県出身者や縁のあるもの、また趣旨に賛同してくれる人を募集している。
 問い合わせは同県人会(電話=11・3253・8554、住所=Av. Brigadeiro Luiz Antonio, 2367, conj. 508, Bela Vista)まで。

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