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東西南北

ニッケイ新聞 2009年10月6日付け

 国際オリンピック委員会(IOC)が、リオの五輪招致成功は、南米大陸初であることと共に、2012年の五輪招致での敗退後、課題克服に努めたためと指摘。前回指摘された交通網整備などの課題も加味し、綿密な計画書を作成したことが功を奏した。3度目での招致成功に、東京やマドリード関係者からは批判や中傷の声も出たが、オバマ大統領やスペイン王室は、2日のうちに祝福の言葉を贈っている。IOC総会直後の記者会見でのルーラ大統領は、他の候補地を気遣って申し訳ないと言いつつ喜びを表したというが、各々の発言や態度で各人の度量がわかる。
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 インドネシアの地震は対岸の火事と思っていたブラジルだが、2日付けG1サイトに、リオ出身の形成外科医(40)が行方不明との記事。9月30日の地震発生の4時間前に、スマトラ島西部のパダンからメールを送ったきり、消息が途絶えている。サーフィン好きで、9月初旬からの旅行終了間際に立ち寄ったスマトラ島で、近隣の島巡りに出かけると書き送った直後に災難に遭った様だ。
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 治安の良さが魅力で、リオやサンパウロ市からの転入者も多いといわれていたパラナ州クリチーバで、麻薬密売者同士の抗争がらみの大量殺人事件が起きた。密売者が出した外出禁止令に従わなかったとして3日夜、生後5カ月の赤子を含む8人が殺され、2人がケガ。一方のグループのメンバーが甥を殺されたことに対する仕返しだったという。
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 サンパウロ市のゾナ・アズウが5日、67%調整で1・80レアルから3レアルに値上がり。01年6月来の累積インフレ率以下というが、来年はバス値上げなど、インフレ再燃の足音が聞こえそう…。

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