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1年の練習成果聞いて=椎の実学園の音楽発表会=25日

ニッケイ新聞 2009年10月22日付け

 椎の実学園(落合磨園長)は25日午後2時から6時頃まで、サンパウロ市の鳥取交流センター(地下鉄サウーデ駅下車、Rua Dona Cesaria Fagundes, 323)で「第43回椎の実学園音楽発表会」を開催する。
 毎日の日本語授業に加え、音楽や図画、生け花など情操教育にも力を入れる同学園。中でもコーラスは、他の日語校に先駆けて始められ、歴史は長い。
 案内に来社した生徒の桑名真由美、福田健治、桑名佐由理、大券あゆみ、エスポジト・レオナルドさんの5人は、「成果を見に、家族揃ってきてください」と元気よく呼びかけた。
 約80人の生徒と卒業生らがコーラス、独唱、楽器演奏などを披露する。
 今年初めて独唱する大券さんは、緊張した面持ちを浮かべつつ、「上手にできると思う」と頷く。二度目の独唱を披露する福田さんも、自信ありげだ。
 また、今年からアコーディオンを練習し始めたエスポジトさんは、「散歩」を独奏するなど、生徒それぞれの個性を大事にした発表が企画されている。
 真由美さんは、「みんな1年かけてこの日のために練習しています」と意欲をみせ、「コーラスが一番力が入っている。ぜひ聞いて欲しいです」と話していた。

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