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ニッケイ新聞 2009年11月10日付け

 文協図書委員会(林まどか委員長)主催で8日にあった「古本、まんが市」。いつもながら開場前から行列ができた。約500人が来場、午後3時までに約1万2千レアルを売り上げるほどの盛況ぶり。エプロン姿の林委員長は会場で、「今回は漫画が多いので、若い人や非日系の方が多いですね」と笑顔。開催のため、ボランティア30人も前日から準備に追われた。ご苦労さまでした。
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 「サンパウロにおける移民のジャーナリズム―A Imprensa Imigrante em Sao Paulo」展が土曜日から州立博物館で始まる。広報によれば、サンパウロ市で初めて定期刊行物が出版されたのは1827年の「Farol Paulistano」。その半世紀もたたぬ1870年から1940年にかけて、500ものイタリア系刊行物が存在したというから、当時のイタリア系社会の活気や知的レベルが伝わってくる。今、全コロニアで残っているのは最低30タイトル、50万部が発刊されているとか。
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 300社以上が加盟するブラジル日本商工会議所は来月10日、午後7時半からチボリホテルで忘年会を開催する。その場で行われる「クリスマスプレゼント抽選会」のため、加盟企業に対し、現在プレゼントを募集中。自社製品や非売品を募っており、貴重な一品が当たるかも。「できればウイスキーは避けてほしい」とか。詳しくは、同商議所柴田さん(電話=11・3287・6233)まで。

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