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生長の家=創始者の誕生日を祝う=信徒ら800人が祝福

ニッケイ新聞 2009年11月26日付け

 生長の家ブラジル伝道本部(村上真理枝理事長)は「谷口雅春大聖師御生誕日記念式典」を22日に同本部で開催、創始者の誕生日(1893年11月22日)を祝った。
 式典にはサンパウロ州を中心に講師や信徒ら、約800人が参加した。聖歌や体験談の発表、記念講演が行われ、大いに賑わいをみせた。
 式典が始まる前に、谷口雅春氏を紹介するビデオが流され、同時に今までの生長の家の歴史を振り返った。続いて聖歌「実相を感ずる歌」が30人の聖歌隊によって歌われ、ブラジル国歌の斉唱が行われた。
 谷口氏の直筆「實相」の額の前で挨拶に立った村上理事長は「谷口先生の教えが講師や幹部を通して人類を救っています。今日は恩返しのつもりです」と述べた。
 宮裏準治本部講師の祝詞奏上に続き、2人の体験談の発表が行われ、横山ジョアンさんとマヌエル・シルヴィーノ・ヌーネス・デ・ソウザさんが話をした。
 同本部褒賞伝達では、体験談を発表した2人に菩薩賞が村上理事長から手渡され、万雷の拍手が送られた。
 記念講演に続き、谷口氏の誕生日を祝うボーロ・カットが行われ、最後は聖歌「使命行進曲」が参加者全員で歌われ、式典は盛況のうちに終了した。
 参加者の一人で、地方講師も務める雲出セツさん(67、秋田)は、32年間の信仰生活を振り返り、「今日は新たに決意が固まる気持ち」と心境を述べた。
 真っ白なスーツでテキパキと動いていた白鳩会の市川レオノル会長(68、二世)は「谷口先生が素晴らしい教えを残してくれて救われた。谷口先生への御礼として開催できて良かった」とほっとした様子で語った。

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