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日伯音楽協会=第15回ブラジル紅白=カラオケと楽団伴奏で=12月6日

ニッケイ新聞 2009年11月27日付け

 日伯音楽協会(音協、上岡正雄会長)は12月6日午前9時から、ブラジル日本文化福祉協会大講堂(R. Sao Joaquim, 381)で「第15回ブラジル紅白歌合戦」を開催する。入場無料。
 15歳から80歳以上の歌手が紅白に分かれて歌を披露。今年は15回目の節目を迎えるため、いつもと趣向を変え、午前中はカラオケを20組、午後2時から楽団伴奏で25組が出場する。演奏はザ・フレンズ楽団。
 歌謡曲や演歌のほか、民謡の歌手も参加。特別出演として日本舞踊や、戸塚マリ舞踊教室が歌合戦を盛り上げる。
 また、日本の歌謡界を代表する作曲家で、昨年12月に亡くなった遠藤実さん(享年76歳、東京都)を偲んだ歌のコーナーも行う予定。遠藤さんが作曲した作品10曲を出場歌手が披露する。遠藤さんが会長を務めていた日本大衆音楽文化協会(Jacom)は音協が開催する歌謡祭など後援している。
 案内のため、本紙を訪れた羽田宗義実行委員長、石井久順・堀見憲生両顧問によれば、同大会はNHKから海外で行う紅白歌合戦として唯一「後援」を得ているという。羽田実行委員長らは「今年は一風変わった紅白です」と来場を呼びかけた。
 来場者には、1キロの保存の効く食品や日用品の持参を呼びかけている。これらは希望の家に寄付される。
 問い合わせは同協会(電話=11・3277・8433)まで。

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