ホーム | 日系社会ニュース | カンポスあじさい祭り=満開の花と食をどうぞ=5、6日

カンポスあじさい祭り=満開の花と食をどうぞ=5、6日

ニッケイ新聞 2009年12月1日付け

 援協傘下のカンポスさくらホームで5、6両日、午前10時から午後5時まで「第9回あじさい祭り(Festa de Hortensias Campos do Jordao)」が開催される。
 援協と同ホーム、カンポスさくらクラブ(大屋昇会長)が共催し、カンポス・ド・ジョルドン市が後援する。入場無料。坂和三郎援協副会長と同ホームの菅野鉄夫経営委員長、与座弘ホーム長が案内のため来社した。
 毎年12月の満開期に合わせて開催される同祭り。2万平方メートルの敷地に植えられた約1千株のあじさいが、今年も来場者の目を楽しませる。このほか、アルジャやモジなどの栽培農家が研究している品種なども花をつけているという。
 会場では盆踊りや沖縄太鼓、剣舞やベリーダンスなどが披露され、焼きそばやてんぷら、さらに地元で獲れたマスの弁当などの食事が販売される。売り上げは同ホームの運営資金に充てられる。
 同イベントはカンポス市の公式行事として、市も協力。「町のフェスティバルになりました」と菅野委員長は話す。
 各地からバスで訪れる人も多く、日曜日には約3千人が来場するという。与座ホーム長は「皆さん町の観光や買い物とあわせて来てくれます」と話し来場を呼びかける。
 現在の同地の気温は、日中は30度近いが、朝晩は14度程度。今年は雨も少ないという。
 坂和副会長は「できるだけ多くの方に来ていただきたい」と呼びかけた。
 会場住所=Recanto deRepouso Sakura Home=Av. Tassaburo Yamaguchi, 2173, Vila Albertina, Campos do Jordao。問い合わせは援協(電話=11・3385・6601)または同ホーム(12・3662・2911)まで。

image_print