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信毎紙=岩間記者が取材=「重み感じた式典だった」

ニッケイ新聞 2009年12月3日付け

 信濃毎日新聞の岩間基樹記者(40、長野県)が県知事一行と共に11月19日初来伯し、長野県人会創立50周年式典の取材後も残って、帰伯デカセギの現状を調べた。
 「県人会の積み重ねた重みを感じた式典だった。移住された県人と直接話をするのは初めてだったので、来て良かった」と喜ぶ。
 同県は輸出向け製造業、精密機械産業が集中しており、多くの在日ブラジル人が生活している。「帰った後、どんな生活しているのか。再就職の問題とか短い期間だが取材したい」という。
 入社したすぐ後に、オウム真理教の松本サリン事件が起き、取材に奔走した一線記者だ。「郷土の盆踊り『松本ボンボン』がこちらでもブラジル人の間で踊られているなどと聞いて興味がわいた。ぜひまた来たいです」と力強く語った。

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