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仏教連合会ら3団体=年末助合いの寄付=日系9団体へ今年も

ニッケイ新聞 2009年12月15日付け

 ブラジル仏教連合会(采川道昭会長)、釈尊讃迎会(伊藤パウロ勉会長)、仏教婦人連盟(斎藤明子会長)は、サンパウロ日伯援護協会5施設と、社会福祉法人こどものその、社会福祉法人救済会憩の園、希望の家福祉協会、パラナ老人福祉和順会の9団体に対して、毎年恒例の年末助け合い寄付を行った。
 同連合会ができた44年前当時から続く同活動。数年前までは檀家らから集められた日用品や食料品を寄付していたが、各施設の必要品の不一致を理由に、現在は募金を募り寄付している。
 14日午前、サンパウロ市の援協本部で援協5施設への贈呈式が行なわれ、采川会長(曹洞宗南米別院佛心寺総監)と越賀道秀・同賛事、川上寛祐・ブラジル別院南米本願寺監督部書記、安中マルコ隆曙・浄土真宗本願寺派ブラジル別院開教祖らが出席した。
 「多くの方々の協力を得て今年も寄付させていただきます」と采川会長が目録を渡すと、森口会長は、「おかげで福祉センターを建設できました。愛のこもった尊いもいのとして使わせてもらいます」と感謝を示した。

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