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選挙裁=2市議の被選挙権停止=08年選挙の政治献金で

ニッケイ新聞 2009年12月24日付け

 サンパウロ市の第一地区選挙裁判所のアロイジオ・セルジオ・レゼンデ・シルベイラ判事は18日、サンパウロ市議のパウロ・ジェズス・フランジェ、羽藤ジョージ両氏に対し被選挙権を3年間停止する決定を下した。
 アジェンシア・エスタードの報道によれば、両議員が2008年の地方選挙で受けた一団体あたりの献金額が選挙資金全体の20%を超えていることが問題となったもの。
 フランジェ市議は全体の35・86%をブラジル不動産協会(AIB)から、羽藤市議は27・8%を同不動産協会とEmpresa Industrial e Tecnica社から受けている。
 同判事は今年10月にも同様の理由でサンパウロ市議14人の被選挙権を停止する判断を下しており、現在控訴中。両市議に対する控訴期限は来年1月11日。

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