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ブラジル龍馬会=開所式に30人が出席=夢抱く大切さ、広めたい

ニッケイ新聞 2009年12月24日付け

 ブラジル龍馬会(谷広海会長)は、14日午後新事務所を日毎ビル7階(Rua da Gloria, 332, sala 71)に開いた。約30人が集まり、新事務所の開設を祝った。
 発起人の高木ラウル氏は同会発足の経緯を述べつつ、「ブラジルでも龍馬の愛好者で集まっていこう」と呼びかけた。
 橋本邦健全国龍馬社中会長からは、「事務所開設をもって、各方面で龍馬精神を果敢に発信して頂きたい」と祝電のメッセージが届いた。
 続いて、会員一人一人から、入会への思いが語られた。田辺豊太郎さん(84、北海道)は、「龍馬は命をかけて国家に尽くし、日本を近代化させた英雄。その愛国心や哲学をもっと二世三世に伝えていきたい」と熱い思いを抱く。
 盛和塾ブラジル代表の板垣勝秀さん(61、北海道)は、「『日本の武士道精神にのっとり侍集団になる』という同塾誓いの言葉がある。龍馬と経営者には共通点があるのでは。そこに学びたい」と話していた。
 谷会長は「龍馬の志、生き方をブラジルで活かしていこう。龍馬のように夢を抱く大切さをブラジルで伝えていきたい」と会の活動に期待を込めた。
 今後の勉強会やドラマ・映画鑑賞会の日程は、1月9日午後2時から同事務所で開かれる会合で決定される。

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