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モジで強盗殺人事件=宮下淳さんが犠牲に

ニッケイ新聞 2009年12月29日付け

 モジニュースとジアリオ・デ・モジ19日と24日付けによれば、18日昼、モジ市ポルテイラ・プレッタ区の農業、宮下淳さん(78、二世)が自宅で手足を縛られ、口をふさがれた状態で死亡しているところを、帰宅した家族が発見した。
 市警殺人課(Dise)は24日、強盗殺人容疑でダニーロ・ボルゲス・ダ・シルバ(ジアリオ紙はダニーロ・ボルゲス・デ・リマと報道)容疑者(21)を逮捕した。
 同じ区内にある同容疑者宅からは、宮下さん宅から奪ったと思われるDVDなどの家電品、衛星放送受信機、プレイステーション、現金などが見つかり、本人も犯行を認めているという。
 宮下さんは1931年サンパウロ州クラビーニオス郡で生まれ、同区ヒラマツ・カオル街道で農業を営んでいた。発見者は息子のダビさん。昼過ぎに帰宅すると自宅の家具が荒らされ、冷たくなった宮下さんがサーラに倒れているのを見つけたという。
 警察は共犯者があと2人いると見ており、「全員を逮捕するまで捜査を続ける」とコメントしている。強盗殺人事件の場合、最低20年の禁固刑となるという。

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