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熊本市=漱石顕彰『草枕俳句大会』=ブラジルから8人が入選

ニッケイ新聞 2010年1月28日付け

 1996年に夏目漱石が熊本を訪れてから100年を記念し、創設された「第14回『草枕』国際俳句大会」が昨年11月14日、熊本市総合体育館・青年会館で行われた。
 俳句の部には1万人以上、計2万句以上の応募があり、ブラジルからは6人が入賞、5人が佳作に選ばれた。
 ブラジルからの入選者と句は次の通り。
【入選】
 ▽福井市賞=「アマゾンの日本村や鯉のぼり」(工藤チーナ)、▽今井千鶴子選=「笑いには国境は無し焚火の輪」(須賀吐句志)、▽大岳水一路選=「あきらめて居し子授り天瓜粉」(佐藤孝子)、▽岸原清行選=「養国の恩義の深さ移民の日」(山本紀末子)、▽寺井谷子選=「カヌーで来る港々の氷菓売り」(東比呂)、▽坊城俊樹選=「夜濯の盥に砕け椰子の月」(香山和栄)。
【佳作入選】
 東比呂、二見智佐子、百合由美子、新井知里、梅村冴子(敬称略)。

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