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東西南北

ニッケイ新聞 2010年1月29日付け

 サンパウロ市パカエンブーの競技場で27日、コリンチアンスのロナウドが今年初の得点を挙げたが、後半には昨年傷めた大腿部の痛みを訴え交代のアクシデント。試合はミラソルと1対1で引分け、次のパルメイラス戦はサンパウロ州選手権1位の立場で戦える事を願っていたファンのブーイングも。ブーイングはチームや選手への期待の表れでもあるが。
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 27日開幕のダヴォス経済フォーラムに出席予定だったルーラ大統領は、ペルナンブコ州での日程を終え、飛行機にも搭乗したが、疲労などで高血圧の症状を呈し、レシフェの病院に入院。28日朝退院したが、ダヴォスで予定されていた晴れの表彰式も含め、当面の職務予定は白紙に。サンパウロ州サンベルナルドの自宅に戻り、骨休めの週末になった。大統領選挙戦の前から過労とは今後が心配。それとも、すでに実質的な選挙活動中?!
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 パラー州で展開中だったボイ・ピラッタ作戦第2弾が終わり、約1千頭の不法飼育の牛が捕獲・連行された。パラー州内でも違法伐採の多いノヴォ・プログレッソで展開された作戦には国立再生可能天然資源・環境院職員や治安部隊兵士らが参加。同作戦第1弾で捕獲された牛は競売にふされたが、今回捕獲された牛は、社会福祉などのプラグラムに寄付される。
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 ホンジュラスのローボ新大統領が就任した27日、セラヤ元大統領と家族が、新大統領が与えた出国許可によりドミニカへ。「帰ってくる」と言い残して機上の人となったセラヤ氏らは27日夕刻同国についたが、クーデター問題は、セラヤ氏の現職復帰もないままうやむやの状態だ。暫定政権を否定し、セラヤ氏に4カ月以上の大使館駐留を許したブラジルの新大統領認可問題は?

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