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運転は岐阜のブラジル人=名古屋の死亡ひき逃げ

ニッケイ新聞 2010年2月4日付け

 【共同通信】名古屋市熱田区の交差点で1日未明、3人が死亡したひき逃げ事件で、車を運転していたのは岐阜県美濃加茂市在住のブラジル人の男とみられることが3日、捜査関係者への取材で分かった。
 事件当時、車に同乗し、窃盗未遂容疑で逮捕された日系ブラジル人の男(32)の供述などから、熱田署捜査本部は現場から逃走したほかのブラジル人3人が愛知や岐阜の関係先に立ち寄る可能性があるとみて調べている。
 捜査関係者によると、3人の身元はほぼ特定され、道交法違反(ひき逃げ)や自動車運転過失致死などの容疑で捜査。運転者以外に、同乗者についてもほう助や教唆の適用を検討しているという。
 事件は1日未明、名古屋市熱田区の交差点で乗用車が歩道に突っ込み、名古屋市のアルバイト中野義孝さん(34)ら3人がはねられて死亡。車両は愛知県警が事件直前、不審車として追跡していた。

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