ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年2月25日付け

 日本の大学の卒業旅行シーズンということで、ブラジルを最後の長期旅行に選ぶ学生も多い。コラム子の回りでも元本紙研修生や元留学生らが就職戦線をかいくぐり、現在、ブラジルの風を満喫している。「すでに長く滞在したのだから、他の国に行けばいいのに」とは、住んでいる人間が思うこと。彼らによれば、日本滞在中は〃サウダーデ〃に苛まれていたとか。不況の嵐に猛進する彼らの活躍を祈りたい。
     ◎
 初となる「東北6県・北海道物産展」の9月開催を控え、関係者も腕まくり。19日からJETROが「ショッピング・イグアテミ」で開いている食材アンテナショップに、さっそく千田曠暁(岩手)、中沢宏一(宮城)、川合昭(秋田)3会長が視察へ。出品された東北地方の特産品は、青森の味噌、宮城と山形のお酒のみ。「やはり自分達で母県の名産を広めなければ」と意気込みながらも「少し高かった」。物産展に向け値段も検討中だ。

image_print