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百周年記念広場を建設=南麻州=グローリア・デ・ドウラードス市=総工費40万レアル=非日系市長が中心に

ニッケイ新聞 2010年3月11日付け

 マット・グロッソ・ド・スル州グローリア・デ・ドウラードス市(アルセノ・アサス・ジュニオール市長)は、マット・グロッソ・ド・スル州立大学(UEMS)前に、ブラジル日本移民百周年を記念した「日本移民百周年記念広場」の建設を始めている。総工費は39万2千500レアル、敷地面積は約10万平方メートルで、今年度後半の完成が期待されている。

 ドウラードス市の東50キロにあるグローリア・デ・ドウラードス市は人口約1万人で、そのうち日系人家庭が約50家族。日系市長、副市長が輩出されるなど、日系人が活躍してきた町だ。
 一昨年のブラジル日本移民百周年を機に、同年市長職についたアルセノ市長が同プロジェクトを推進。
 総工費の39万2千500レアルは、29万レがジェラルド・レゼンデ連邦下院議員(PMDB)の議員割り当て金、10万500レを市が負担する。
 広場はマット・グロッソ・ド・スル州立大学前に造られ、面積約10万平方メートル。日本、ブラジル様式のスペースに分けられ、桜やパルメイラなど両国のシンボルとなる植物が植えられる。
 日本のお城を模倣した瓦屋根の日本建築で、同市日系社会の歴史資料館やレストランスペースが設けられる予定。ゲートボール場、駐車場も造営される。
 アルセノ市長は、「日本移民百周年を称える記念広場の建設は、夢の実現の1つ。同市の繁栄の象徴となるはず」と力を注いでいる。
 4年間副市長を務め、現在は同市役所で補佐官を務める増子ロベルトシンイチさん(東京、54)は「同市が日本移民のモニュメントを造るのは初めて」と注目し、「早く多くの人に見てもらいたい」と話していた。
 グローリア・デ・ドウラードス日本人会の小森カルロス会長(50、二世)は、「この小さい町で日本人会はよく知られ、尊敬されてきた。記念広場建設の知らせに、皆すごく喜んでいる」と様子を語った。
 建設は現在始まったばかり、完成には今後5~6カ月かかると見込まれている。

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