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54年9月のぶらじる丸=「集まれば懐かしい」=6日に恒例の同船者会

ニッケイ新聞 2011年1月21日付け

 1954年9月9日サントス港着「ぶらじる丸」(処女航海)の同船者会が2月6日午前10時からブラジル日系老人クラブ連合会会館(R. Dr. Siqueira Campos, 134)で開かれる。世話人の本藤利さん(78、長野)、若松孝司さん(79、茨城)、大河原昭子さん(80、福島)が案内に訪れ、ゆかりの人の参加を呼びかけた。
 同船では約800人が移住。呼び寄せ移民のほか、アマゾン地域の3つの植民地の入植者、戦後のサンパウロ州で最初の計画移住だった養蚕移民などもいた。
 同船会は30周年の時に初めて開催。その後、渡伯50周年から毎年開かれている。「1回目の時はパラナからも来て、50人近く集まりました。今は家長世代の人は多くが亡くなってしまいましたね」と案内の皆さん。「毎回新しい人が来てくれる。集まれば懐かしいですよ」と話す。
 当日は食事を囲み、カラオケやビンゴなども行って一日を過ごす。一行は、「皆と過ごした事を話し合い、再会の時を過ごしましょう」と参加を呼びかけた。
 会費は60レアル。準備の都合上、参加希望者は2月1日までに申し込むよう呼びかけている。
 問い合わせ、申込みは各世話人まで。連絡先(局番11)=8224・7683または4343・5878(本藤)、3277・5339(大河原)、5083・2667(若松)。

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