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文協=第6回ひな祭りを開催=創立55周年で盛大に=イベント盛りだくさん=ファッション、料理講習も

ニッケイ新聞 2010年3月18日付け

 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は、イビラプエラ公園内日本館で20、21の両日、「第6回ひな祭り」を開催する。文協創立か55周年を迎えるにあたり、日本料理、ファッション、マンガの専門家を招いて盛大に催す。案内のため15日に来社した日本館運営委員会の大田レオ委員長、伊藤誠施副委員長、広報委員会の小森広副委員長は「子供から大人まで楽しめるイベントです。ご家族、友人とお誘いあわせの上、お出かけください」と呼びかけている。詳しくは文協(11・3208・1755)まで。
 「文協ひな祭り」は2005年から始まり、毎回約1千人の来場がある人気イベント。在聖総領事館所蔵のひな壇(7段)や同館の展示品が披露されるほか、さまざまな文化行事が催される。
 大田委員長は、「今年は文協創立55周年。各分野の専門家を招き、レベルの高いものにしていきたい」と意気込む。
 20日は、琉球国祭り太鼓、風呂敷包み方のワークショップ、スタイリストの池尻エリカ氏によるファッション講演、テーブルマナー評論家の豊田瑠美氏による講演、レストラン「藍染」のオーナーで、文協の和風料理普及委員会の小池信也氏による「ひな祭りの日本料理」の実演、試食会(先着55人限定)がある。
 21日は、マンガのワークショップ(参加料2レアル)、琴の演奏会、民族音楽を基調に音楽活動を行う「グループ・マワカ」、着物・ハッピの着付け実演も行われる。
 館内に設置される売店では、ちらし寿司、和菓子、甘酒、ソルベッチなども販売される。
 伊藤副委員長は、「日本館が所蔵する源氏物語の巻物も展示。ひな壇も素晴らしいものです」と強調した。
 開催時間は期間中午前10時から午後5時。関係者を招いて行われるイナウグラソンは19日午後7時から。
 入場料は大人4レアル、子供2レアル、子供4歳以下と66歳以上は無料。車両の入り口は3番、歩道は10番。

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