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大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年3月31日付け

 日本移民百周年を記念してサンパウロ市がボン・レチーロ区に完成させた相撲競技場。28日にこけら落としのサンパウロ州相撲選手権大会が行われたが、電気の配線、壁の取り付けはまだ不十分。正式な落成までには、まだ2カ月かかるようだ。古い相撲競技場は、スレートの屋根で隣接した野球場から飛んでくるホームランボールで50もの穴が空いていたとか。相撲を練習する子供たちが、怒ってボールを返さなかったというかわいらしいエピソードも。新競技場はコンクリート仕立て、これで一件落着か?
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 ノロエステ連合日伯文化協会(白石一資会長)が移民百周年を記念して出版した『ノロエステ記念誌』が、サンパウロ市の文協事務局(11・3208・1755)において10レアルで好評販売中だという。日伯両語で全頁カラー、しかもこの値段なら安いとの評判。戦前にノロエステから出発した人は多く、まさに〃日本移民のふるさと〃といえる地域だけに、手にとってみたい人も多いのでは。 
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 水曜フリマが4月7日に予定されている。30日現在、申し込みの数は少々淋しかった前回とあまり変わらないとか。自宅に眠っている品物を整理してはいかが? わずか20レアルで出店が可能。関心のある人は文協図書館(11・3208・1755、担当・森まで)

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