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援協総合診療所=トール南の『薬講座』=正しい知識で健康を!=(13)

ニッケイ新聞 2010年4月7日付け

 抗炎症剤イブプロフェノ(Ibuprofeno-Alivium, Artril,Dalsy, Motrim, Advil等)

 イブプロフェノは慢性関節リューマチ(Artrite reumatoide)、変形性関節症(Osteoartrite)、脊髄炎(Espondilite)、痛風、腱鞘炎(Tendinite)、滑液嚢炎(Bursite)などに多く使用されている非ステロイド性抗炎症剤です。と言うことはステロイド以外の抗炎症剤と言う意味ですが、やはり多くの他の薬と相互作用を引きおこします。
 一般に表示されている相互作用は次の通りです。
1)抗生物質(Levofloxacino,Norfloxacino,Ofloxacino)とイブペロフェノの結合服用は神経系刺激を与え、痙攣の危険にさらします。
2)抗凝固薬(Anticoagulante-Marevan等)のグループとイブプロフェノの併用は大きな出血作用が増すので避けることです。もし、どうしても必要でしたら、担当医と使用量を正しく調整して、検査結果を確認しながら服用することです。
3)抗痙攣フェニトイン(Anticonvulsivos Fenitoina-Hidantal,Epelin)とイブプロフェノの同時作用は抗痙攣グループの中毒のリスクが増大し、運動失調過度反射、眼振症や振煽などがあらわれる可能性が増加します。
4)向精神薬との相互作用
a)抗うつ剤(約12種類)とイブプロフェノの相互作用は出血のリスクを増加させます。
b)リチウムとイブプロフェノの同使用はリチウムの中毒力が増加します。白血球減少、血小板血漿症、貧血、腎中毒や潰瘍などがあらわれます。
5)抗がん剤(Metrotexato)とイブプロフェノの一緒の使用はこの薬の中毒リスクを増加させ、前文と同じ病症を生じます。
6)抗炎症剤アスピリンとイブプロフェノの併用はアスピリンの抗血小板力が減少します。
7)利尿剤アミロリダ(Amirolida-Diupres,Diurisa)、スピロナラキト(Espironolactona-Aldactone)とクロロチアジダ、クロルパミダ、フロゼミダなどとイブプロフェノの相互作用はこのような利尿薬の効果を減少させます。その結果として血圧をさげる効力が弱くなります。
8)低血糖剤スルファニルウレア(Sulfanilureia-Amary,Minidiab等)のグループとイブプロフェノの組み合わせは代謝問題で低血糖のリスクを増加させます。(つづく)

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