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■ひとマチ点描■〃開拓〃した畑で収穫

ニッケイ新聞 2010年5月15日付け

 耕耘機の刃を3日間でぼろぼろにし、ヰセキ農機の販売員をして「これは開拓ですね」と言わしめた黒岩ミチオ・オズワルドさん(54)の畑で写真のように青々と野菜が育っている。
 昨年10月に愛知県知立市から秋山通信員が書いた、金融危機後に工場以外の仕事の〃開拓〃を始めた在日ブラジル人の様子を紹介した連載「現代の開拓者たち・新境地拓く在日伯人」のトップバッターで紹介した、あの黒岩さんの畑だ。
 そして最終回の「マッチョなパパは洋菓子店」で紹介したササキ・アキラさん(30、三世)も、その後、試験採用から晴れて正社員になったという。機械油にまみれた車の部品工場から、甘い香りに包まれたドーナツ作りへの華麗なる転職だった。
 かつては工場勤務一辺倒だった在日ブラジル人の仕事も〃開拓〃されて多様化し、じょじょに収穫の時を迎えている。(深)

写真=秋山郁美通信員撮影

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