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4人目のブラジル人関取=友綱部屋=魁聖が十両昇進

ニッケイ新聞 2010年6月1日付け

 日本相撲協会が5月26日に行なった名古屋場所(7月)番付編成会議で、ブラジル出身の魁聖(友綱部屋、本名=リカルド・スガノ、23歳)が新十両に決まった。ブラジル人としては、4人目の関取誕生となる。
 ブラジル出身の力士が十両に昇進するのは、隆涛、国東、若東に続き4人目。
 サンパウロ市出身、日系3世の魁聖は世界ジュニア選手権無差別級3位、全伯選手権の無差別級優勝などを経て2006年、19歳で友綱部屋に入門。同年の秋場所で初土俵を踏んだ。先場所は幕下東2枚目で、5勝2敗の成績を残している。
 日本の報道によれば、26日に友綱部屋で会見した魁聖は、ブラジル人としては初めてとなる幕内力士をめざしたいと意気込みを語ったという。

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