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サンパウロ市=商船三井が感謝夕食会=本社の芦田社長も出席

ニッケイ新聞 2008年10月21日付け

 株式会社商船三井(芦田昭充社長)は、取引先関係各社に対して感謝を述べるために、九月三十日午後七時からサンパウロ市内のレストランで夕食会を開催した。
 本社から芦田社長、薬師寺正和副社長など数人が来伯したほか、日系をふくむ各企業代表者、西林万寿夫在聖総領事、田中信商議所会頭、山下譲二文協副会長、栗原猛・移民史料館運営委員長など約百人が出席した。
 広瀬隆・三井OSKラインズ社長の司会で開会。最初にあいさつに立った芦田社長は、商船三井の前身、大阪商船が一九一六年に定期航路を開設以来約九十年、移民輸送も含めて日伯両国の掛け橋として海上輸送に重要な役割を担ってきたことを紹介し、「ブラジルとの長年の御縁を大切な財産としつつ、今後益々期待される同国の経済成長・発展に世界一の船隊規模と品質を誇る総合海運オペレーターとして、引き続き貢献していきたい」と意思表明した。
 薬師寺副社長がブラジルの成長、日伯両国関係の益々の発展と、出席者の健勝・発展を祈念して「サウージ」と乾杯の発声。その後午後九時半ごろまで夕食会が開かれ、盛会の内に終了した。

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