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文協=ブラジル児童画展2010=「人・家族」テーマに5百点=10日から

ニッケイ新聞 2010年8月4日付け

 ブラジル児童画展2010(ブラジル日本文化福祉協会美術委員会、農協婦人部連合会主催)が10日から15日まで文協貴賓室(R. Sao Joaquim, 381)で開催される。10日午後3時から会場で開会式を行う。
 同展の案内のため小田エルザ美術委員会委員長、同婦人部連合会関係者、長年児童図画に携わる金子謙一さんが来社した。
 今年の作品テーマは「農業・農村・自然・環境」や、そこに生きる「人・家族」。5歳から15歳までの児童500人ほどの作品が集まった。展示時間は平日=午前10時~午後6時、週末=午前10時~午後5時。
 金子さんは「子どもたちの絵はすごい。型にはまらず生き生きし、色にも形にも元気がある」と、その魅力を説明する。
 同展は今回初めて文協貴賓室を会場に行なわれる。小田委員長は、「綺麗な場所で、立派な展覧会にしてあげたい。ぜひご覧下さい」と来場を呼びかけた。
 集まった作品は同展示会終了後、選考の上、日本で開催される第18回世界こども図画コンテスト(社団法人家の光協会主催)に200枚ほどが出展される。
 小田委員長、金子さんによると、同コンテストでは毎年ブラジルから平均5、6人の入賞者がおり、去年は最高位の金賞と銀賞を獲得したという。

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