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佐賀式典=新たな交流制度も視野に=副知事、議長が展望語る

ニッケイ新聞 2010年8月24日付け

 佐賀県人ブラジル移住百周年、同県人会創立55周年式典に出席するため来伯した坂井浩毅副知事、留守茂幸県議会議長が1日、式典に先立って会見し、県と県人会の将来の交流について展望を語った。
 慶祝団一行は7月31日の着聖後、イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑、移民史料館などを訪問。坂井副知事は「先人の業績を大切にし、今の人が引き継いでいることを嬉しく思った」と振り返った。
 同県からは現在、運営補助のほか、地元の佐賀新聞の送付などを行なっている。副知事は「100年前から地球の反対側で頑張り、ブラジル社会の中で地位を作ってきたことは、佐賀にいる若い人の励みになる。世代交代は厳しいと思うが、これからも地域のため会として活躍してほしい」と語った。
 佐賀県と県人会の間では、県費留学・研修生や青年交流などが行なわれていたが、現在は休止されている。制度再開の要望は、前日に行なわれた県人会役員、研修生OBとの懇談の席でも出されたという。坂井副知事は、「直ちに、という約束はできないが、交流が再開できるよう努力したい」と話す。
 二度目の来伯という留守議長も、「例えば短期の交流制度など、価値ある制度とは何か、コストを考えながら県議会としても助言していきたい」と前向きの意向を示した。
 会見では経済面での交流にも触れ、両氏は「距離の問題はあるが、可能性があれば頑張ってみたい」と述べた。

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