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大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年8月25日付け

 アルジャー花祭り初日、ヅットラ街道から同市へ入ると、何と電柱一本一本に会場への矢印が付けられていた。行く前はうまく着けるかとも思っていたが、全く心配なし。市の力の入れようを感じさせる。今年は初の8日間開催ということもあり、「5万人くらいは来てくれるのでは」と林広高AFLORD会長。
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 花祭り会場では花の展示のほか、多くのバザーも出店。中でもサンパウロ博物研究会のテントは大きく、薬草や加工品、桜の苗、肥料などが人気だった。聞けば最初の祭りの頃から出店する〃古参〃だそう。花の販売所では、一体どこに置くのかと思うほど、カートいっぱいに鉢を買い求める来場者の姿がそこここに。ブラジル人の花好きを実感。
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 ようやく寒さが和らいできたが、お隣りボリビアでも相当に冷え込んだよう。サンファン日ボ協会の「ABJ通信」によれば、7月19~24日まで同国文部省による通達で休校に。寒波と降雨により気温が下がったことで病気の蔓延を防ぐことが目的らしい。サンファン移住地でも3度まで下がったとか。

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