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憩の園=恒例バザーに1万5千人=来場者、協力者に感謝

ニッケイ新聞 2010年9月11日付け

 社会福祉法人救済会(吉岡黎明会長)がグアルーリョス市の憩の園で開催している年に1度の大イベント『憩の園バザー』が先月15日に開かれ、36回目の今年も大盛況のうちに終了した。報告のため、吉岡会長と秋村寿冶常任理事が本紙を訪れた。
 当日は朝の冷え込みが激しかったものの、近隣だけでなく、モジ・ダス・クルーゼス市やスザノ市など遠方からも次々と、1日で計1万5千人が訪れる賑わいをみせた。
 バザーで販売された食事は同会の婦人会1000人ほどのボランティアが前々日から仕込みをしたという。当日はセアザより提供されたマグロ一匹が捌かれ、ブリといっしょに定番の刺身定食が振舞われた。
 今年初めて登場したサンマ定食も750人分を完売。その他、てんぷら、カレー、うどんなども好調な販売だったという。
 「たくさんの来場者がバザーやショーを楽しんでくれた、とてもうれしい」と吉岡会長は足を運んだ人々に感謝を示すともに、バザーを支えたボランティアにもお礼を述べた。
 協力券の当選番号も発表された。一等の新車カローラはリッファ当選番号211へ、二等の新品ホンダバイクCG125FAN2010は6428へ。
 賞品は12日、憩の園で行われるボランティア昼食感謝会で贈呈される。

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