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デコ画廊=日本新進作家のグループ展=「コンセイⅡ」16日から

ニッケイ新聞 2010年9月14日付け

 日本の新進芸術家13人によるグループ展「コンセイ(Konsei、〃混成〃の意)Ⅱ」が16日からベラ・ビスタ区のデコ画廊(R. dos Franceses, 153、田口秀子代表。電話=11・3289・7067)で開催される。ジャパン・ブラジル・アートセンター(JBAC)が共催。16日は午後7時から。17日以降は午前10時から午後7時。10月17日まで。
 2005年4月に同画廊で開かれた「コンセイ」展に続き2回目。前回は日伯の作家が出展、今回は日本の作家による絵画、写真、立体、日本画など小作品を展示する。
 コーディネーターを務める三梨伸さんは、1991年のサンパウロ・ビエンナーレ展に参加、以後長年両国の芸術家交流に携わる。代表を務めるJBACは08年に日伯両国で百周年・交流年の記念アート展を開催している。
 今回の作家の多くは20~30歳代で、約半数はブラジルで初めての出展。三梨さんは、「百周年後の新しいスタートとして、日本の新しいアーティストをブラジルに紹介したい。今後の活動のプラスになり、ブラジルの作家にとっても刺激になれば」と期待を表した。
 参加アーティストは次の通り(敬称略)。安部みゆき、磯部光太郎、大西洋、大津芳美、海野良太、小川泰生、鈴木亘彦、鈴木安一郎、西山陽、高橋賢悟、永井朋生、半谷学、ほりけいし

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