ホーム | 日系社会ニュース | 宮崎県人会=移住の歴史問うテスト=24日に説明会とカクテル

宮崎県人会=移住の歴史問うテスト=24日に説明会とカクテル

ニッケイ新聞 2010年9月23日付け

 宮崎県人会(黒木慧会長)は移民の歴史、県人の歩みを編纂した記念誌「宮崎県南米移住誌」の翻訳版「アメリカ大陸日本人移住の歴史」を使い、その内容を問うコンテストを開催する。参加無料。24日午後7時からリベルダーデ区の東洋会館(Av. Liberdade, 365)で開かれる説明会兼カクテルパーティで詳しい説明が行われる。参加を申し込み、登録すると無料で記念誌が配布される。募集のため黒木会長、吉加江正健ネルソン名誉会長が来社した。
 「記念誌を多くの人に読んでもらいたい」という県人関係者の思いから持ち上がった同企画は、クリスチャンが行う聖書を基にしたコンテストをヒントにしたという。
 問いは宮崎県人移住の歴史だけでなく、広く日本人の海外との接触について記念誌から出題。50問ほどで、ポ語で正誤の判断を行う方式。優勝者には日本行き航空券が贈られる。
 応募締め切りは11月22日、開催は来年1月を予定している。
 黒木会長は「記念誌は県人以外の方も関心を持ってもらえるもの。是非多くの人に参加してもらいたい」と呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3208・4689)まで。

image_print