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松柏・大志万お話コンテスト=61人が4カ国語で発表=2日

ニッケイ新聞 2010年9月29日付け

 松柏学園と大志万学院は10月2日午前8時から正午ごろまで、ヴィラ・マリアーナ区の同校講堂(R. Ferdinando Galiani, 80)で「第5回お話コンテスト」を開催する。授業が行われているポルトガル語、日本語、英語、スペイン語での発表が行われる。
 大志万学院教師の渡辺美枝さん、ルシアナ・ロマノ・フォンテスさんが案内に来社した。
 「人前で自分の思いを表現する力を持ち、人格形成に繋げてほしい」という目的から実施される同コンテスト。予選を勝ち抜いた7歳~16歳の生徒61人がそれぞれの言語で発表を行う。日本語では新宿日本語学校、玉川学園などから審査員が訪れる。
 審査はないが、今回は初めて父兄らによる発表もある。父兄の参加呼びかけは「子がやっていることを、一緒にやってもらえれば活動への理解も深まる」とのねらいがあるという。
 ルシアナさんは、本番が近づき「皆頑張って原稿とにらめっこしています」と生徒の様子を話す。2人は「日ごろの子どもたちの頑張りを見に、ぜひ来てください」と呼びかけた。

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