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東西南北

ニッケイ新聞 2010年12月7日付け

 6日付フォーリャ紙が、サンパウロ市のイビラプエラ公園のツリー(68メートル)や、リオ市ロドリゴ・デ・フレイタス湖の水上ツリー(85メートル)、サンタナ・デ・パルナイバ市の教会正面の電飾写真を一挙掲載。5日付アゴーラ紙にはサンパウロ市トリアノン公園の電飾の写真と、市内の電飾のためサンパウロ市市役所が600万レアルを投資の記事。サンパウロ市だけで100キロに及ぶ道路が飾られ華やかになるが、電飾やツリーに見とれての事故には要注意。登山家の助けも借りたサンパウロ市オタヴィオ・フリアス・デ・オリヴェイラ橋の電飾は138メートルなど、最近のツリーはどんどん背が高くなり、セアラ州アラカジュの127・99メートルのツリーはギネス入り。
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 祝いの席には〃トラヴェッシア〃も3万人―。この表現がテレビニュースで流れた時、〃トラヴェッシー〃と勘違いしたコラム子。実は、高校の卒業式に、様々な事情で高校を出ていなかった人が夜学などで単位をとり、通常の年齢で卒業する学生達と一緒に証書を受取ったという喜びのニュースだったと分かり、思わず赤面すると共に、親子で卒業した人達の姿に感激。小学校から高校や大学まで、家計を助けるためなどの理由で勉学の機会を逃した人達が再挑戦する姿が見られるブラジル。チリリッカの下院議員としての重荷は教育というが、自身の経験を活かした政策は?

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