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音協紅白歌合戦=雪辱晴らし白組勝利

ニッケイ新聞 2010年12月17日付け

 第16回音協紅白歌合戦が5日午前10時から文協大講堂で開催され、紅白70組が熱唱し、会場をわかせた。昨年の負けの雪辱を白組が晴らした形で、羽田宗義審査委員長から白組キャプテンの道田エジソンさんに輝くトロフィーが贈られ、最後は「蛍の光」を出演者総出で歌って閉幕した。日伯音楽文化協会(蛯原忠男会長)の主催。
 歌謡ファン待望のうちに行われた同大会。第1部はカラオケにより38組が出演。幕間では、京藤間門下生の舞踊、ダニエル・フビッチ氏が2本のギターを繋ぎ合わした「ダブルギター」でソロ演奏を行うなど、場を盛り上げた。
 第2部22組は「ザ・フランズ・オーケストラ」の伴奏により、コロニアトップクラスの人気歌手が続々登場。トリは美空ひばりの「お祭りマンボ」を歌った小野幸子さん、「昭和枯れすすき」を歌った道田エドソンさんがそれぞれ務め、応援の拍手に包まれた。
 審査には、配られた紅白の旗を持つ来場者らも参加。審査員らの投票とあわせ、去年の負けの雪辱を果たす白組の勝利となった。

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