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日本会議が新年会催す=皇室ビデオの鑑賞と歓談

ニッケイ新聞 2011年1月27日付け

 ブラジル日本会議(小森廣理事長)は8日午前11時からサンパウロ市の宮城県人会館で新年会を行い、約25人が集まってビデオ『皇室の20世紀』第9巻を鑑賞し、良き新年を祈願した。
 中野晃治さんの司会により、村崎道徳常任顧問が開会の挨拶をし、続いて日伯両国歌を斉唱。小森理事長がマイクを握り、入院中の上野アントニオ会長に早く元気になって姿をあらわして欲しいと語り、「移民103年目の今年、ブラジルの重要性を日本は念頭において欲しい」とし、4月に予定されている第6回皇居勤労奉仕団派遣への参加を呼びかけた。
 木原アルマンド義一陸軍予備大佐も「私も第2回奉仕団に団長として参加し、口では説明できないような素晴らしい日本経験をさせてもらった」とし、加えてジウマ新政権への期待をのべた。
 「皇室の弥栄とコロニアの繁栄を祈って」との柳森優さんの合図で万歳三唱をし、屋上に場所を替えて昼食会となった。ノーバ・バンデイランテ射撃協会の山本恒夫会長は「ビデオがとても良かった。秋篠宮殿下のシンパチコ(友好的)な様子がよく分かった」と頷き、初めて参加した赤間晃平アントニオ赤間学院前理事長は、「紀子様の笑顔が印象的、皆から親しまれる素晴らしい女性だと思った」との感想を語った。

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