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関大学生が伯スタディツアー=サンパウロ市、トメアスー、セアラ州で

ニッケイ新聞 2011年2月17日付け

 関西大学(大阪)商学部で国際協力を学ぶ9人の学生達が「日本ブラジル交流スタディーツアー2011」で現在来伯している。
 大学を休学しブラジルに2年間滞在した経験のある同大4年生の福井俊紀さん(24、大阪)が企画するもので、14日から3月18日までの日程でサンパウロ市、セアラ州アラカチ市のNGOにボランティアとして参加し、文化イベントを開催。パラー州トメアスーでは日系団体の青年らとの交流活動を行う。
 ツアーの目的は「新興国ブラジルの問題について学び、日本で生きる自分たちとの繋がりを考える」ことなど。大学2年生の参加者8人は全員初めてのブラジル訪問だ。
 17日には午後8時から、貧困層支援を行うモンチ・アズール協会(サンパウロ市)の文化センター(Av. Tomas de Souza, 552, Jd. Monte Azul)で日本文化紹介イベント「Barzinho Cultura Japones」を開催する。一般の参加も呼びかけている。
 福井さんは「1カ月の間、ブラジルを巡るツアー一行を温かくお見守りください」とあいさつを寄せた。現在、ツアーの活動支援金の協力も呼びかけている。
 詳細は福井さん(kavosulove@hotmail.co.jp、電話=11・7568・4425)まで。

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