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岩手県人会=臨時総会でも会長決まらず=千田会長7期目続投へ

ニッケイ新聞 2011年2月22日付け

 ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は20日、会長選出を議題とした臨時総会を開催し、千田会長の続投が決まった。総会には26人が出席した。
 6期12年間会長を務めた千田氏は、先月16日に開かれた定期総会で退任を表明したが、他の候補者がおらず今回の臨時総会まで新会長選出が見送られていた。しかしシャッパは提出されず、当日も他に引き受ける人がなかったため、同氏が引き続き会長を務めることとなった。今後、副会長以下の役員が選出される見通しだ。
 臨時総会の翌日、千田氏は本紙の取材に答え「(定期)総会後いろんな人にお願いしたのだが・・・。(続投は)本意ではないが、誰かがやらないといけない」と話した。さらに「今は任期を定める定款改正を考えている。若い人でも1年だけならできる人もいると思う」と述べ、何とか次世代にバトンを渡したい考えだ。

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