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日系学生銃撃犯を逮捕=逃走先のパ州カスカベルで

ニッケイ新聞 2011年3月8日付け

 【既報関連】先月23日夜、ゼツリオ・ヴァルガス大学に通う日系学生、富永クリストファーさん(23)が大学近くのバールで二人の暴漢に銃撃され重体、共にいたジュリオ・バクリさん(22)が死亡した事件で、サンパウロ州警察は容疑者としてヴァウミール・ヴァレンチノ・シウヴァ(19)を9日、パラナ州カスカベルで逮捕した。
 すでにサンパウロに身柄を送られた同容疑者は、報道陣に対し、「何故捕まっているのか分からない。何も言うことはない」と犯行を否認しつつも、警察関係者には、非公式ながら犯行を認め、反省の言葉も述べているという。
 調べによれば、二人が同容疑者の交際する女性に声をかけたことがきっかけのトラブルが動機と見られている。犯行に加わった兄フランシスコ・マルセロもすでに逮捕された。

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