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沖縄県人会=ゆいまーる精神を発揮!=全支部が義捐金の取りまとめ

ニッケイ新聞 2011年3月17日付け

 沖縄県人会(与那嶺真次会長、44支部)は東日本大地震に関して14日、緊急常任理事会を開き、全44支部に義捐金の取りまとめを指示することを決議した。後に県人会本部が一括して県連の指定口座に振り込む。
 与那嶺会長、松堂忠顕、島袋安雄両副会長、金城ルイス会計理事が15日に来社し説明した。
 地震発生後から県人会本部には会員から「県人会として何かしないのか」「義捐金を送りたいのだが…」といった電話やメールがひっきりなしに入った。
 島袋副会長は「ウチナンチュはこういうことに敏感。沖縄と東北は遠いが同じ日本。会員はゆいまーる(助け合い)精神を発揮してもらいたい」と力を込める。
 各支部、区で義捐金を受け付けるだけでなく、会員らに協力を呼びかけていく。
 与那嶺会長は、「口座がある、といっても億劫に思う人も多い。こちらから声をかけてこそ、みんな協力するのでは」と話している。
 詳しくは沖縄県人会(11・3106・8823)まで。

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