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東日本大震災=ロンドリーナで追悼法要=義捐金も広く呼びかけ

ニッケイ新聞 2011年3月30日付け

 【ロンドリーナ発=中川芳則通信員】パラナ日伯文化連合会(嶋田巧会長)は19日午前、傘下団体のあるクリチーバ、マリンガ、ロンドリーナ各市で『震災犠牲者追悼ミサ・祈願会』を執り行った。
 ロンドリーナ市では、中心街にある「中川トミ広場」で営まれ、強い日差しのなか約300人が参加した。
 前田拓司総務が司会を務め、ロンドリーナ文化体育協会(ACEL)の武田ロベルト会長がロンドリーナ日系社会を代表して、深い哀悼の意を述べたあと、リーノ神父によりミサが執り行われた。
 嶋田会長は、「被災者の方が不安な日々を過ごしておられますが、これから官民一体となりこの苦難を乗り越えられることを信じている。パラナから声を大にして『頑張ってください!』と応援したい」と力強くスピーチした。
 ロンドリーナ本願寺の堅田玄悠主管により、仏式法要が続けて行なわれ、参列者全員が焼香し、犠牲者の冥福と一日も早い復興を祈っていた。
 同会では、サンタンデール銀行に義捐金用の口座を設けており、支援を呼びかけている。
 【支店番号】4573
 【口座番号】130000641
 【口座名義】Alianca Cultural Brasil-Japao
 第1回締め切りは3月末日、以降4月15、30日を区切りに送金を行なう。

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