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ニッケイ新聞 2011年4月8日付け

 八百長問題で開催が危ぶまれていた大相撲5月場所が、「技量審査場所」として入場無料で実施されることが決まった。初場所の成績で編成された地位をそのまま用い、記録も正式なものと扱うため、ブラジル出身力士の魁聖は念願の新入幕。ブラジル人としては初めての幕内力士となる。スポーツ紙の取材に対しては「相撲を取るのは関係ない」とコメント。一方で、番付表が作られないことには「せっかく名前が大きく載るからブラジルの家族や国内の知り合いに送りたかった」と残念がっていたそうだ。心境は複雑だろうが、活躍に期待したい。ブラジルの関係者、ファンのためテレビの中継も期待したいところだ。
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 今月15日から17日まで、東日本大震災の支援を目的とした絵画・工芸作品の展示販売会が文協ビル内ブラジル日系美術館(R. Sao Joaquim, 381)で開かれる。文協美術委員会が主導し、同委員らを中心に呼びかけ。日系に限らず、賛同するブラジルの芸術家たちが作品を寄付し、収益を義捐金として寄付する試みだ。先月美術委員会の人たちが来社した際、参加人数は40人ほどと聞かされていたが、今月に入って聞いてみたところ、なんと70人近くまで増えているという。芸術家同士の結びつき、支援の気持ちの強さを感じさせる。

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