ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年4月9日付け

 今回の慈善サッカー試合の実質的なコーディネーター役を担った西森ルイス連邦下院議員によれば、最初にこのアイデアを持ち込んできたのは鹿島アントラーズで活躍したアルシンド元選手だったという。現在はカスカベルに住んでおり、同文協を通して西森下議に連絡をした。それを受けて同下議とパラナ州スポーツ局長が仕切って短期間に実現した。西森下議がロマリオに声をかけ、アルシンドがジッコを動かしたことで一気に大物選手が雪崩をうって続々と参加することになったようだ。ブラジルでの知名度は低いアルシンドだが、試合では2点を決めて大ハッスルしていた。
     ◎
 ジャバクアラの住宅街で見つかった〃氷のなる〃街路樹。通りには同じ木が4本あるが、この不思議な現象が起きたのはここだけ。道路のたまり水はぬるくなっているが、木から落ちてくる滴は冷たい。記者が訪問した時も近所の人たちの話題になっていた。野田さんによれば、「奇跡」だと言う人あり、落ちた水を擦り傷に塗った人もいたとか。そちらの〃効果〃は不明。記者も試しに滴を腕や顔に塗ってみたが、肌がツルツルとは行かなかった。
     ◎
 東日本大震災で母県の八戸市などが被害を受けた青森県人会でも、母県支援のため会で義捐金の募集を行っている。玉城道子会長によれば、3月末の時点で集まった金額は2万レアル以上。玉城会長と近沢マリーナ副会長が今月訪日した際に県知事へ渡す予定だ。

image_print