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トメアスーで震災法要=子供たちが義捐金活動も

ニッケイ新聞 2011年5月6日付け

【パラー州ベレン発】浄土真宗留安山トメアスー本願寺(山田元・寺院代表)、トメアスー文化農業振興協会(乙幡アルベルト敬一会長)共催による「東日本大地震犠牲者追悼法要」が先月30日午前9時から、同本願寺で営まれ、約100人が参加した。
 当日の御供花、御香料等は、災害復興義援金として、浄土真宗本願寺派南米教団を通じて本山国際部に送金される。
 この日に集まった義捐金は5千レアル。中でも特筆に値するのは、トメアスー日本語学校の生徒達が「コーラを一回我慢して2レアルを!」「ポケットにはいった1レアルを!」と呼びかけ、めったに使われない1センターボも子供達は忘れずに入れてくれた。
( パラー州通信員・下小薗昭仁)

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