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岐阜農業高校派遣団=それぞれの目標を胸に=9人が来伯、パ国へも

ニッケイ新聞 2011年7月20日付け

 第33回岐阜県農業高校生海外実習派遣団として、県内各校からの9人、大矢英樹団長、牛丸義博副団長が15日に来伯した。ブラジル岐阜県人会の山田彦次会長と17日に来社し、それぞれの抱負を語った。
 今年の実習テーマは、「一致団結—伝えよう農業技術—」。日本の農業との違い、大規模農業や病害虫対策、食の安全などを課題に実習する。
 生徒代表を務める栗本直樹さん(17、岐阜農林)は、循環型農業の調査が目標。「バイオエタノールの工場を見学したい」、桑島悠輔さん(同、恵那農業)は、「地域と農業のつながりを学びたい」と語る。
 「地元農産物を使ったカフェを開きたい」と将来の夢を語るのは、平腰実希さん(同、飛騨高山)、稲熊裕太さん(同、加茂農林)は、「野生動物の研究員になりたい」と話す。
 大矢団長は、「皆しっかりと目標を持っている。農業開拓者の精神を学び、将来に生かせる経験ができれば」と期待を込めた。
 山田会長は、「人との交流が一番大切。母県との絆は更に深まれば」と事業に対する思いを語った。
 一行は、19日からサンパウロ州ピニャール移住地で果樹栽培の実習、サンパウロ市でセアーザや中央市場(メルカドン)を視察、イグアスでは農業灌漑用水とイタイプ水力発電所を見学する。
 29日に離伯、実習地のオランダを経たのち、8月5日に日本へ帰国する。

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